社長メッセージ
当社・原田物産は、昭和23年に設立した手動巻き上げ牽引工具の製造販売会社「ヒッパラー産業社」を母体として、昭和36年4月に創業いたしました。
以降、米国「エール社」のフォークリフト・建築金物、米国「スタンレーワークス社」の電動工具・DIY商品、スイス「フロム社」の帯鉄・樹脂バンド結束機などの日本総代理店として、また国内では、「古河電池」の販売代理店としてニッケル・カドミウム(NiCD)電池を扱うなど、輸出入専門商社として幅広いビジネスを展開。近年では、腰痛負担軽減のマッスルスーツや産業・災害用ドローンなど、新規商品の開拓にも意欲的に取り組んでいます。
そして次の時代に向け、私たちが目指すのは、時代のニーズに合致した価値ある製品の開拓と普及、世界のお客様に喜びを与えられるグローバル企業としての成長にほかなりません。
その鍵を握るのが、「人」であると私は考えます。
具体的には、当社が強みとする
- 手工具から産業機械まで、国内外を問わない取り扱い製品の幅広さ
- 専門的かつ豊富な商品知識
- サービスセンター常設による速やかな部品調達&きめ細やかなアフターケア
- 先人の時代から長く培ってきた国内外メーカーとの強固なネットワーク
という4つをベースとして、さらに社会やお客様の要求を先取りして優れた商品を提案・提供する「発見力」「スピード力」「開発力」を持つ人材の育成です。
お客様の声に真摯に耳を傾け、求める商品が日本のマーケットになければ、世界中を飛び回って探し、提供する……。これこそがまさに商社マンの喜びでもあります。幸いにもこうした高い志と情熱溢れる若手社員が次々と育ってくれていますから、引き続き人材育成に注力するとともに、彼らと経験値の高いベテラン社員との間で生まれるよき化学反応が、当社発展の推進力となってくれるものと期待しています。
商社は民間外交の最前線にあり、外国との架け橋を担う重要な存在でもあります。私はその自負を持つ一方で、常に日本人の代表のひとりという意識を持って礼を尽くし、節度ある行動をとることを忘れてはならないと思っています。
世界を相手にビジネスを行う商社マンとしての自覚と矜持を持ちつつ、経営理念に付した行動指針を遵守し、常にお客様目線とチャレンジ精神を持ち続け、「売って幸せ、買って幸せ」、互いがWIN-WINになる関係を築くべく、力を尽くしてまいります。
皆様には、引き続きご支援いただきますよう、お願い申し上げます。
代表取締役社長
原田 泰